骨格筋支配線維と血管拡張線維が同じアセチルコリンを使うのなら、片方だけで十分ではないのか?
という質問がありました。
骨格筋を支配する体性運動線維と、血管を支配する内臓運動線維は活動パターンが違うのがその理由です。体性運動線維は筋肉を収縮させるタイミングで激しく発火し、それに応じて筋線維も発火して収縮します。一方、内臓運動線維はゆっくりとした活動パターンを示し、血流の増減も緩やかです。(なぜそのような違いをもたせているか、イメージできますか?)
参考文献としては生理学の教科書(標準生理学など)が良いと思います。