富山大学 システム機能形態学研究室 Systems Function and Morphology Lab., University of Toyama

音を認知する神経回路の構造を研究しています。 We study the neuronal circuitry for sensing sounds.

お知らせ News

花見

去る4月12日、研究室で花見に行ってきました。 松川の桜 テラス席に集合 天気が良くて、桜も満開、と今年は運が良かったです。 集合写真でわかるように、今年は人がたくさん増えました。花見のあとにも更に増えて、今年の体制は教授、助教3名、特命助教1…

学会発表

3月は学会発表が2つもありました。 1つは学術変革領域・深奥質感の領域会議で、姫路で行われました。学部4年の盛田さんが学会発表デビューです。盛田さんはコミュニケーション音声が引き起こす集団脳活動(auditory brainstem response)の特徴についてまと…

長谷一磨助教が着任しました!

本研究室に新しいメンバーが加わりました! 長谷一磨さんはこの1月より、助教として着任しました。これまで、コウモリを題材として音声行動や聴覚生理学の研究をやってきました。研究室の研究に新たな風を吹き込んでくれることを期待しています! 加えて、…

深奥質感 第一回生体計測分科会 を開催しました

去る12/12, 13に学術変革領域研究(A) 深奥質感 の第一回生体計測分科会を本学で開催しました。 感覚系を専門とする神経科学者が集まって実験技術などに関して議論しました。プログラムがスカスカなのではないか、と心配していたのですが、蓋を開けてみるとど…

脳科学研究交流会を行いました

2023年11/7に富山大学大学院生命融合科学教育部主催のシンポジウム、「脳科学研究交流会」を行いました。医、薬、理、工、4学部の教員29人、研究室所属の学生27人に加え、大学内外の方々33名、計70名が参加し、大盛況でした。 井ノ口馨 卓越教授による基調講…

11/7 富山大学脳科学研究交流会を行います Brain science meeting in Univ Toyama in Nov 7, 2023

富山大学には脳科学を専攻している研究室がたくさんあります。ちょっと数えてみたところ、様々な学部に研究室があり、あわせて20以上あるようでした。 しかしながら、今まで脳科学を専攻する研究室が集まってお互いの研究を披露する場、というものがあまりな…

助教を募集しています! Assistant Professor position is now open!

以下の公募は終了しています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本研究室を含む複数講座で助教の公募をしています(任期5年、更新1回可)。 本研究室は、研究面では音の認知の神経機構について、神経解剖学、神経生理学、分子生物学、神経行動学の技…

科研費が採択されました!

昔は科研費というと4/1に結果が分かって悲喜こもごも、というドラマが新年度早々に見られたものでした。数年前から科研費の審査が前倒しになって、年度中(2月末)に審査結果が出るようになりました。 ということで、伊藤が応募していた科研費2種目が採択…

工学部で話をしました

本日と、1週間前の木曜日に、工学部の生命科学コースの3年生に研究室の紹介をする機会がありました。 多くの学生さんが私(伊藤)の話に興味を持ってくれたようで、五福キャンパスに出向いたかいがあったものです。 工学部、あるいは富山大学に限らず、本…

論文がアクセプトされました!

伊藤が筆頭著者の論文、「Convergence of bilateral auditory midbrain inputs on neurons in the auditory thalamus of chicken(ニワトリの視床聴覚核ニューロンへの両側の中脳聴覚核の入力の収束)」が本日付でJournal of Comparative Neurologyに受理さ…

研究費が採択されました!

9月になりました。多くの研究者にとって、科研費の申請書書きで忙しい時期です。筆者(伊藤)も今年は科研費の最終年度なので、頑張って申請書を書いているところです。 さて、そんな中嬉しい知らせがありました。 今年4月から本研究室で研究員をしている高…

2022年度 研究室紹介動画&大学院入試情報

研究室紹介の動画です。どのような研究をしているかざっくりと紹介しています。 youtu.be なお、本研究室が所属する大学院認知・情動脳科学専攻について、2023年度入試は出願期間が修士課程について7/15-22、博士課程については7/11-15となっています。 本研…

大学院合同説明会が5月14日(土)に開催

来る2022年5月14日(土)に本研究室が所属する大学院認知情動脳科学選考の大学院説明会を兼ねた研究紹介ミニシンポジウムがオンラインで開かれます。本研究室も研究紹介を行います。また、希望者には個別面談も行います*1のでそちらもどうぞ。 参加ご…

当研究室・相古助教が科研費を獲得しました!

去る2月末日、学術振興会の科学研究費の採択が内定しました。 本研究室の相古助教の研究課題が基盤研究(C)に採択されました。耳鳴り発生に関わる神経回路と分子メカニズムの解明を目指します。 本研究室は4月から人数が増えますが、これで多岐にわたる研究…

大学院生を募集しています(+生活費支援制度について) Recruiting Graduate Students (plus fellowship information)

2022年度4月入学の大学院入試の締切は2月9日です。 さて、本研究室はJSTの創発的研究支援事業に採択されており、大学院生の生活費を支援する目的で、リサーチアシスタント2名に対する追加経費が計上されています。これによって十分な生活費を3年間確保できま…

学術研究員を募集しています Research Scientist position is available

[本募集はすでに修了しております。] [the call for the position is closed.] [English version is shown in the bottom of the page.] 富山大学システム機能形態学講座ではJST創発的研究支援事業の支援を受け、音が聴覚神経回路によってどのように分析され…

JST 創発的研究支援事業 に採択されました!

JSTの創発的研究支援事業 www.jst.go.jp の令和3年度の研究課題として、伊藤が提案した『「ことば」音認知とその障害の神経基盤の解明』が採択されました。この研究費を有効に使って研究を発展していきたいと思います。研究の内容についてはこのブログで今後…

論文「内側膝状体ニューロンの樹状突起上にはKv4.2が集積したドメインがあり、上行性の興奮性・抑制性入力が収束する」の公開 The paper "Kv4.2-Positive Domains on Dendrites in the Mouse Medial Geniculate Body Receive Ascending Excitatory and Inhibitory Inputs Preferentially From the Inferior Colliculus" is now open on

伊藤が共責任著者*1として協力した共同研究論文”Kv4.2-Positive Domains on Dendrites in the Mouse Medial Geniculate Body Receive Ascending Excitatory and Inhibitory Inputs Preferentially From the Inferior Colliculus”が本日付でFrontiers in Neur…

大学院説明会 無事に完了しました

先日告知いたしました、2021年度の認知・情動脳科学専攻の説明会は無事に完了しました。多くの方が参加してくださり、参加者の方からも活発に質問がなされ、成功だったといって良いんじゃないでしょうか。 以下のサイトから、当日の配信内容のYoutube動画に…

論文「トリアデノ随伴ウイルスは順行性シナプス超えベクター」の公開 New article "Avian adeno-associated virus as an anterograde transsynaptic vector" is now open!

伊藤が筆頭著者の論文、 www.sciencedirect.com がオンラインで公開されました。*1 The paper "Avian adeno-associated virus as an anterograde transsynaptic vector" by Ito et al., is now open online. この論文では、組み換えトリアデノ随伴ウイルスが…

大学院説明会が開かれます

来る5月22日、富山大学生命融合科学教育部の大学院説明会とオンラインシンポジウムがオンラインで開催されます。本研究室の研究紹介もありますし、他にも様々な神経科学のトピックの発表がありますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。 日時:令和3…

論文がアクセプトされました!

伊藤が筆頭著者・責任著者の論文「Avian adeno-associated virus as an anterograde transsynaptic vector.」がJournal of Neuroscience Methodsにアクセプトされました! 論文内容については後日解説いたします。 論文内容の解説ページを作りました。 syst-…

共同研究が雑誌掲載

伊藤が参加した共同研究が日本解剖学会の学会誌、Anatomical Science Internationalに掲載されました。この号の表紙はその論文の図です。 Topographical relationship between the accessory hepatic duct and the hepatic artery system | SpringerLink lin…