2022-01-01から1年間の記事一覧
本研究室の属する、富山大学生命融合科学教育部 認知情動脳科学専攻が第2回の博士課程学生募集を行っています。出願期間は1月10日~2月9日、試験日は2月28日、合格発表は3月10日です。 大学院進学や研究室についての質問は伊藤(itot[at]med.u-toyama.ac.jp…
動物の行動を定量的に計測して、その時の神経活動と比較することでわかることが色々あります。動物の自発的行動の例として給水器から水を飲む、というものがあります。水を舐め取るタイミングを検出する装置をリックディテクターといい、古典的には動物と給…
本日と、1週間前の木曜日に、工学部の生命科学コースの3年生に研究室の紹介をする機会がありました。 多くの学生さんが私(伊藤)の話に興味を持ってくれたようで、五福キャンパスに出向いたかいがあったものです。 工学部、あるいは富山大学に限らず、本…
伊藤が筆頭著者の論文 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cne.25422 がオンラインで公開されています。以下、この論文の内容の解説です。 The paper "Convergence of bilateral auditory midbrain inputs on neurons in the auditory thalamus of…
伊藤が筆頭著者の論文、「Convergence of bilateral auditory midbrain inputs on neurons in the auditory thalamus of chicken(ニワトリの視床聴覚核ニューロンへの両側の中脳聴覚核の入力の収束)」が本日付でJournal of Comparative Neurologyに受理さ…
9月になりました。多くの研究者にとって、科研費の申請書書きで忙しい時期です。筆者(伊藤)も今年は科研費の最終年度なので、頑張って申請書を書いているところです。 さて、そんな中嬉しい知らせがありました。 今年4月から本研究室で研究員をしている高…
海馬は記憶の形成に必須であることが知られている、脳科学にあまり馴染みのない人でも聞いたことがあるかもしれない有名かつ重要な大脳皮質の領域です。その一方で、ヒトにおいて海馬は他の大脳皮質領域に比べてとても小さい領域です。実のところ、海馬の大…
私達の認知は価値判断とともにあり、価値は外界の情報や内部状態をもとに自動的に決まってきます。この価値判断を行う神経回路は大脳皮質の眼窩前頭前野、大脳基底核の側坐核、視床の背内側核が作る辺縁系ループ回路がメインとなっていると考えられています…
昨日、研究員の高橋さんとM1の宮島さんが1日がかりで行動実験用の防音箱を制作しました。 Yesterday, Dr. Takahashi (postdoc) and Mr. Miyajima (M1 graduate student) built sound attenuation box for behavioral experiments. 先に作っておいた3チャン…
研究室紹介の動画です。どのような研究をしているかざっくりと紹介しています。 youtu.be なお、本研究室が所属する大学院認知・情動脳科学専攻について、2023年度入試は出願期間が修士課程について7/15-22、博士課程については7/11-15となっています。 本研…
来る2022年5月14日(土)に本研究室が所属する大学院認知情動脳科学選考の大学院説明会を兼ねた研究紹介ミニシンポジウムがオンラインで開かれます。本研究室も研究紹介を行います。また、希望者には個別面談も行います*1のでそちらもどうぞ。 参加ご…
2022年4月から、本研究室に研究員と大学院生2名が加わりました。 研究員の高橋克匡さん(写真左)は、筑波大学の博士課程を修了したばかりのフレッシュマン(死語)です。専門は神経行動学で、ラボの研究に広がりをもたらしてくれそうです。 博士課程1年のKh…
去る2月末日、学術振興会の科学研究費の採択が内定しました。 本研究室の相古助教の研究課題が基盤研究(C)に採択されました。耳鳴り発生に関わる神経回路と分子メカニズムの解明を目指します。 本研究室は4月から人数が増えますが、これで多岐にわたる研究…
2022年度4月入学の大学院入試の締切は2月9日です。 さて、本研究室はJSTの創発的研究支援事業に採択されており、大学院生の生活費を支援する目的で、リサーチアシスタント2名に対する追加経費が計上されています。これによって十分な生活費を3年間確保できま…