という質問がありました。
白血病は、造血幹細胞に異常が生じ、正常機能を有さない分裂能のみ盛んな異常な芽球(白血病細胞)が骨髄内で異常増殖することで、正常な血球の産生が妨げられた状態です(その結果、貧血、出血、感染などの症状が生じます)。末梢血の正常血球の割合に変化が生じる他、本来末梢に出現しないはずの未分化細胞も検出されます。
では、血の色が変わるのか、ということですが、血の色である赤血球の数が異常に減ってしまえば血の色が変わるかもしれませんが、目で見て変わるほどの赤血球の減少は命に関わるので、実際のところ見た目でわかるほどの色の違いはないのではないでしょうか。