富山大学 システム機能形態学研究室 Systems Function and Morphology Lab., University of Toyama

音を認知する神経回路の構造を研究しています。 We study the neuronal circuitry for sensing sounds.

【総論・血液】血液・骨髄標本作成法について

今回の実習で観察する血液の標本は塗抹標本といって、血液をスライドグラス上に薄く延ばしてメタノールなどで固定したあとに直接染色した標本で、血液や骨髄穿刺標本の観察に広く使われている方法です。利点として、簡単かつ速やかに作成できるため、病理検査に適していることや、切片を作成しないため、細胞の全体構造が容易に把握できることが挙げられます。