富山大学 システム機能形態学研究室 Systems Function and Morphology Lab., University of Toyama

音を認知する神経回路の構造を研究しています。 We study the neuronal circuitry for sensing sounds.

【各論・外皮系】ランゲルハルス細胞の運動

表皮の表面近くに存在するランゲルハンス細胞は抗原を取り込んだ後にリンパ節に移動するとのことでしたが、アメーバ運動で移動するのでしょうか。移動中、あるいは移動後はその形態は変化するのでしょうか

という質問がありました。

血管内やリンパ管内では突起が縮むのでしょう。突起というのはアクチンフィラメントの重合・脱重合によって伸び縮みする動的構造ですので、単球系の細胞は自由自在に形態を変えることができるのだと思われます。組織内ではアメーバ運動するのではないでしょうか。