2024-05-09 【各論・内分泌系(2)】ステロイドの副作用とは 組織学Q&A ステロイド系の薬は長く使うとよくない…というような印象があるのですが実際何がいけないのかなと思いました。 という質問がありました。 グルココルチコイドの作用は・炎症を抑える、免疫抑制・糖新生といったものですから、これらの裏返しが副作用となります。つまり、感染症にかかりやすくなりますし、糖尿になったりします。また、内分泌器官は視床下部によって制御を受けていますから、血中コルチゾール濃度が高い状態が続くと副腎機能を抑えるネガティブフィードバックが働き、副腎皮質が萎縮してきます。