単球の数は、白血球の数の約1-10%を占めると調べたらありました。一方で好酸球は白血球の1-3パーセントを占めるとありました。どちらが占める割合が大きいのでしょうか。比較することはできますか。
という質問がありました。
組織細胞生物学では好酸球2-4%,単球5%、ROSS組織学では好酸球1.4-4.8%、単球8.6%とあり、通常単球の方が多いようですね。やはり本学のバーチャルスライドの血液の持ち主はアレルギーか何かで好酸球が増えているのでしょう。
数を数えれば割合を求められますし、数を比較することもできます。血液塗抹標本で数を数えてもよいでしょうし、白血球特異的表面抗原に対する抗体で細胞を標識した後でフローサイトメーターで自動計測する方法もあります。