富山大学 システム機能形態学研究室 Systems Function and Morphology Lab., University of Toyama

音を認知する神経回路の構造を研究しています。 We study the neuronal circuitry for sensing sounds.

【各論・内分泌系(1)】カルシトニン

上皮小体ホルモンは欠乏すると死に至る一方で、カルシトニンの欠乏・過剰は問題にならないとありました。これはヒトの場合、具体的にどのようにして分かったのでしょうか。

という質問がありました。

たとえば、甲状腺全摘出した場合も、血中カルシウム濃度は異常にならずコントロールされているため、カルシトニンの役割は限定的だということです。これは上皮小体がなくなってしまうと死に至ることと著しい対照をなしていますね。